K-FRONTが手がける新たな舞台事業の本公演第3弾 Asia Xeed Vol.3 「アムピトリテ」に出演希望の方を募集致します【あらすじ】 国家や民族の隔てが失われつつも、貧富の格差は拡大した近未来。人類は地球最後のフロ ンティア(開拓地)として「深海」へと手を伸ばしていた。日本及び東南アジア諸国連合 (ASEAN)が資本を投入して共同開発した深海未来都市『シーヴァース(Sea Verse)』。「食料・エネルギー・資源」の自立循環型都市として知られるシーヴァースは、温度変化 や自然災害などとは無縁の海中都市『ポセイドン』と水深3000メートルの海底にある地 下資源掘削都市『ハデス』から成り立っており、2 つの都市はらせん状に続く「深海ゴンドラ」で縦に結ばれ、人や物資が行き交っている。舞台は2つの都市の中間地点、水深1500メートルに浮かぶ深海生物モニタリング拠点『アムピトリテ』。ここでは深海生物の研究や医薬品の開発、観光産業など様々な役割を こなしていた。プロテウス製薬の研究員でアムピトリテの医学研究部部長は深海生物の細胞を利用し人間の細胞を再生させる治療薬の研究を行っていた。新種の深海クラゲから取り出した細胞が飛躍的な再生効果を示したことで、世界中が彼女の実験に注目を寄せていた。なぜなら、それは人類の夢であった不老不死を期待させるに足るものであったからだ。プロテウス製薬の社長や取材に訪れたマスコミの雑音を振り払うかのように、彼女は研究に没頭する。実験が成功し、歓声を上げる所員たち。人間の細胞が再生され始めたのだった。貴重な治 療薬サンプルを地上に届けようとした瞬間、深海ゴンドラより緊急連絡が入る。海底地下資源掘削都市「ハデス」から出発した深海ゴンドラにトラブルが発生。乗員たちを一時アムピトリテで預かってほしいとのことだった。到着したのはオラクル(預言者)と呼ばれる若い女性とハデスの労働者たち。深海ゴンドラは何らかの理由で機能停止。彼らは水深1500メートルに浮かぶ深海生物モニタリン グ拠点「アムピトリテ」でしばしの間、ともに足止めを食らうことになった。オラクルはその若さにも関わらず、ならず者の集まりである労働者たちの不満を聞いて 癒す能力を持ち、地下都市の一部でカルト的な教祖となっている人物だった。「快適・健康・ 安全」の名のもとに建設された海洋都市という健全なイメージとは裏腹に、海底にある最前線の掘削現場では、安くない給料に釣られてやってきた肉体労働者たちが過酷な労働を強いられ、さらに高い生活費によって地上に戻る賃金が払えずにいた。ハデス内部は一部スラム化し、「海底二世」と呼ばれるまだ地上に降り立ったことがない子供たちも現れ始めていたのだった。次の日、医学研究部主任が目を覚ますと、治療薬サンプルが無くなっていた。キャスト20名前後【本番日程・劇場】 2023年10月25日(水)〜29日(日)6ステージを予定 シアター・アルファ東京@恵比寿 https://www.alpha-tk.com 【チケット代】 前売 6,500円(税込) 当日 6,800円(税込) 【ノルマ・ギャラ】 チケットノルマなし・ギャラあり ※キャリアや集客枚数によって金額が変動