オーディションを始めるとまず、応募者からの応募や書類選考、管理をしなければならなくなります。ここにかなりの時間を要する主催者様の声も多く聞きます。今回の記事ではオーディションの応募受付、管理に絞ってお薦めのやり方を解説していきます。株式会社KYAM.PUSではオーディション情報を掲載するポータルサイト「オーディションKYAM.PUS」を運営しており、また様々な事務所様のオーディション集客を代行してきました。本記事はそんな弊社のノウハウをまとめた記事になります。1. オーディションの応募受付手段オーディションの応募方法は主催者ごとに様々な手段で設けております。昔ながらの紙の履歴書からWebフォーム、SNS、LINE公式アカウントなど応募方法は多様化しております。それぞれのメリットやデメリットを解説していきます。紙の履歴書紙の履歴書は現在でも主流の手段で、紙ならではのメリットがございます。特に紙に慣れた方からすると見やすかったり、他の応募者と比較しやすいというメリットがございます。一方、応募締切日に郵送物が殺到したり、お応募者の履歴書を確認したい際に1枚1枚確認しなければならず管理面で非常にデメリットと言えます。WebフォームWebフォームはインターネットで簡単に応募を受け付けられる手段です。紙の履歴書のデメリットであった応募者管理はWebフォームで受け付けることで非常に管理しやすくなります。Webフォームツールは様々ございますが、応募情報をお使いになるツールの管理画面で閲覧できたり検索することでスピーディに応募者情報を確認できます。LINE公式アカウントLINE公式アカウントはLINEのビジネス用アカウントです。LINEで応募者からの応募を受け付けられたり、応募者とそのままLINEでやり取りすることで合否の連絡から会場のご案内までスムーズに可能となります。2. LINE公式アカウントで応募を受け付けるメリットLINEは日本人の誰もが使っているツールです。LINE社のデータではLINEの利用者数は国内で7,000万人を超えており、日本人のインフラになっています。そんなLINEでオーディションを受け付けるメリットを以下で述べていきます。①応募がされやすくなる上述した通りLINEは国民的インフラツールのため、使い方に慣れている方が非常に多いです。LINEの友達追加もボタンをタップするだけなので簡単にエントリーを募れます。②応募者数1.7倍のデータも弊社でテストした結果ではLINEでの応募受付をすると応募者数がメール応募と比較して1.7倍になったというデータになりました。それほどLINEは応募のしやすい応募手段ということになります。③応募者とのコミュニケーションがスムーズ応募があった際、応募者とのコミュニケーションは少なからず必要になります。応募完了メッセージや追加の質問事項、合否連絡、次の選考のご案内など。その際にメールや電話などでの手段と比較して、LINEのやり取りでは非常にスムーズに行えるでしょう。特にZ世代の若者にとってメールや手紙はほとんどの方が使った経験がないというデータもあり、その点からもLINEでのコミュニケーションはミスや返信漏れの少ない手段であると言えます。3. LINE公式アカウントを拡張するとさらにメリット!LINE公式アカウントは別ツール(MAツール)と組み合わせることで拡張する事ができ、下記のような事ができるようになります。①エントリーの自動化応募者がエントリーするために友達追加した際、エントリーするためのステップを自動で進められます。例えば、応募後の申し込みFORM入力や面接の予約など進んでほしいステップを事前に設定することで自動で進められます。これにより24時間365日応募を受け付けられます。②よくある質問を自動応答(チャットbot)オーディション応募者から同じような質問をよく受けることはないでしょうか?そのような質問の回答を事前に設定することで、スタッフが対応することなくbotが自動で返信してくれます。③フォーム回答もLINEで完結応募者の情報をWebフォームを使って管理する方も多いかと思います。LINEの拡張によりLINEとシームレスにフォームを回答してもらえます。例えば応募者がフォームを回答した後に自動で「フォーム回答お疲れ様でした」というLINEメッセージを送ったりできます。これまでLINE公式アカウントを使っていた方もWebフォーム回答後に応募者様側から手動でメッセージを送ってもらう必要がありましたが、拡張することでこの必要がなくなります。④顧客データ管理が可能MAツール導入で、応募者の応募情報をLINEと紐付けて管理することが可能です。応募者個人個人の顧客データをツールの管理画面で管理することで、検索でスピーディに応募者を見つけられたり、メモをつけられたり、合格者のみに一斉にメッセージ送信が可能になります。上記以外にもLINE公式アカウントMAツールを導入すると出来ることが様々ございます。下記記事では、MAツールでも代表的なツール「L Message(エルメ)」導入でできることを解説しておりますので、ご興味ある方は是非閲覧してみて下さい 関連記事 【エルメとは?LINE公式アカウント向けのMAツール「エルメ(L Message)」の機能や料金を解説 】その他にもLINE公式アカウントMAツールは「Lステップ」や「Liny」など様々なツールがございます。ご自身の使いやすいツールを是非見つけて頂ければと思います。 関連記事 【2022年決定版】Lステップの代替/競合サービス3選を比較!LINE公式アカウントMAツールを選ぶPOINTを解説!